NBAのニューオルリンズ・ホーネッツに温かい眼差しを注いでみたい…


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Author:wakkanai097またはHN TASHKENT
北海道の北端部で、オホーツク海の流氷を溶かす程に熱くゴールデンステート・ウォリアーズを応援している…が、“カトリーナ”の惨禍を見るにつけ、「NBAのニューオルリンズはどうするんだ!?」と気になって仕方なく、“カトリーナ”関係情報を交えた応援ブログを立ち上げてみた…



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ニューオルリンズでメジャースポーツはやっていけるのか?
“カトリーナ”からの復興…長く時間も掛かるのだろうが、ニューオルリンズを本拠としていたメジャースポーツのチームは、“暫定ホーム”に拠りながら、なんとかやっている…

NFLのセインツはサンアントニオを、NBAのホーネッツはオクラホマシティを各々の“暫定ホーム”としている。それぞれに温かく迎えられていると言って良いであろう…

それは結構だが、「ポスト“カトリーナ”のニューオルリンズ」で、メジャースポーツのチームを巧く運営していけるのか否かという問題が、関係者の意識の中に浮かんでいるやに見受けられる…

ニューオルリンズは50万人もの定住人口を擁する、ルイジアナ州最大の都市だった…しかし、そういう大都市に戻るまでには時間が掛かりそうだ…住宅が不足している…それを何とかしなければならないのだ…

メジャースポーツのチームを賄う…それには核となる本拠地都市の人達を軸に、一定の観客動員が行えることが大前提になる…「ポスト“カトリーナ”のニューオルリンズ」は、「観客動員が可能な都市か否か?」が問題なのだ…

NBA…ホーネッツのジョージ・シンオーナー…シャーロットからニューオルリンズへチームを移した…ニューオルリンズへ移るにあたっては、アリーナの新設なども含め、非常に大きな市や州の援助を引き出した…

NBAのリーグとしても、ホーネッツのオーナーにしても「ニューオルリンズに何とか…」という姿勢ではある…アリーナは、早ければ2月末には使用可能になるという…だが、アリーナに観客は集まるのだろうか?そこが問題なのだ…

ホーネッツは人気が高かった選手やコーチを巧く引き止められなかったり、昨シーズンはチーム史上最悪の成績に低迷するなどしてしまった…そういうこともあり、昨シーズンの1試合平均観客動員は14,221人と、リーグの30チームで最低だった…

“暫定ホーム”のオクラホマシティ…現時点では、プレシーズンの2試合と開幕戦のみの開催だが、昨シーズンの平均観客動員を軽々と超えている…

これから来シーズン、更に再来シーズンということを考えると、ホーネッツのオーナーは「オクラホマシティ移転!!」を叫び出し、リーグも一定の理解を示すようにならないとも限らない…オーナーは「より優遇してもらえる本拠地」を求めて“駆け引き”に出るかもしれない…

そしてNFL…セインツは既に30年以上もニューオルリンズを本拠地としており、熱心なファンも多い…だが、「ポスト“カトリーナ”のニューオルリンズ」がチームを支えられるか否かはNBA同様に不明だ…

NFLの場合、ウィスコンシン州のグリーンベイ・パッカーズ、ミネソタ州のミネソタ・ヴァイキングスというように、本拠地都市と言うよりも“広域”のファン層で支える運営というものもある…そうなってくると“ルイジアナ”、“ガーフ・コースト”(メキシコ湾岸)というフランチャイズのセインツも在り得る…

或いは、“暫定ホーム”のサンアントニオに移ってしまう展開もある…サンアントニオの側は何らの異存もない…

更に…「ロサンゼルス移転」という大技もある…ロサンゼルスにチームを置きたいというのはNFLが「リーグ全体の戦略課題」と考えていることでもある…スタジアムのことや、政治的なことでNFLが空白になってしまっているロサンゼルスだが、NFLの試合を開催すれば、相当な観客動員が期待出来る巨大都市圏だ…幾つかのチームに関して「ロサンゼルス・○○○…」説もあったようだが、各チームは各々の本拠地で巧くやっているので、実現はしなかったようだ…「或いは“ロサンゼルス・セインツ”」は、状況が状況だけに“あり”かもしれない…

さて…「ポスト“カトリーナ”のニューオルリンズ」でメジャースポーツがやっていけるのか否かが疑問になっているが、過日のバトンルージュで“事件”があった…

ルイジアナでは賄えないと、セインツがニューオルリンズを去る可能性は既に示唆されていた…それでも「何とか!!」とセインツ側はルイジアナ州バトンルージュで試合を催行した…その際、スタジアムに現れたオーナーに“熱過ぎる”ファンが群がり、一寸した騒ぎになったというのだ…後日オーナーがリーグの幹部に、その“酷い目”があって「自分はバトンルージュには二度と行かない…」旨のメールを認めたという…それが公表された…後段に御紹介する…

この“事件”は今後にどう影響するかは判らない…

「ポスト“カトリーナ”のニューオルリンズ」だからこそ、“地元チーム”の奮起と善戦で地域を盛り上げてもらいたいものだ…しかし、これもまたビジネスである…

(NFLコミッショナーのポール・タグリアビュー(Paul Tagliabue)氏 、NFL副会長ロジャー・グッデル(Roger Goodell) 氏とジェフ・パッシュ(Jeff Pash)氏に充てた、セインツのオーナー、トム・ベンソン氏のメール…)

<拙訳>

ポール、ロジャー、そしてジェフ、私のバトンルージュ訪問は全くの災難だった。私と家内と他に何人かとでスィートを使っていたのだが、試合終了前、私に向かって罵詈雑言を浴びせ、家内や家族をも危険に晒す、大勢の“煩い輩”に襲撃されてしまった。警備は無に等しい程に機能せず、私自身も含めて、一行は敵対的な群衆の中、長い通路を通って退出する羽目になった。孫とその友達がそこに居なかったら、私達は怪我をしたか、或いは殺されていたかもしれない…それにメディアの連中は、私達の顔をカメラに収めようとして、その危険な場を去ろうとしているのに、邪魔をするようなことさえ仕出かしてくれた…結局は怪我も無く抜け出せたが、それも孫とその友達が居合わせたからだ。警備は私達を見捨てたんだ…

こんなトラウマになるような酷い目に遭った後だ…もうバトンルージュへは行かない…どんな理由があろうともだ…シーズン終了までに予定される試合にも行かない…来シーズンだって深く考えることになると思う。NFLチームのオーナーをしている者の中に、こんなにも危険な目に遭って、酷い思いを味わわされた者があるだろうか?とにかく私達は、どんなことがあろうともバトンルージュへは行かない。そうした方が良いとも人に言われている…しかし、リーグの運営は手伝いたい…これは私の間違いだったのかもしれない…

とにかくもみなさんには、なんとかバトンルージュでの開催をやろうとして、酷い目に遭い、大変落胆している旨はお伝えしたかった…

敬具
トム・ベンソン

<原文>

Paul, Roger, and Jeff:

My trip to Baton Rouge was a total disaster. As my wife and the rest of my party left the suite well before the end of the game, we were attacked by a number of "hecklers" who shouted obscenities at me and my party and put my wife and family in danger. Security was inadequate to non-existent and we were led out through a hostile crowd on a very long route. If it had not been for my grandson and his friend, we could all have been severely injured or killed. In addition, the media were forcing cameras in our faces and slowing our escape from a very dangerous situation and experience. We finally escaped without serious injury, but only due to luck and the intervention of my grandson and his friend. Security had completely abandoned us.

After this traumatic experience, I will not return to Baton Rouge for any reason, including any games scheduled for the end of this season or a contemplated next season. No person, much less the owner of an NFL team, should have either he, his family, or his friends subjected to this form of danger, intimidation, and abuse. We will not be back in Baton Rouge for any reason. I was advised not to go, but wanted to support the League. It was my mistake.

I wanted each of you to know of this miserable experience and disappointment to me after I had tried to cooperate in every way.

Sincerely,
Tom Benson
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