NBAのニューオルリンズ・ホーネッツに温かい眼差しを注いでみたい…


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Author:wakkanai097またはHN TASHKENT
北海道の北端部で、オホーツク海の流氷を溶かす程に熱くゴールデンステート・ウォリアーズを応援している…が、“カトリーナ”の惨禍を見るにつけ、「NBAのニューオルリンズはどうするんだ!?」と気になって仕方なく、“カトリーナ”関係情報を交えた応援ブログを立ち上げてみた…



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“始動”はオクラホマ!! キャンプ地“再変更”…
公式サイト伝えているが、ニューオルリンズ・ホーネッツ(オクラホマシティ)は、キャンプ地を変更することとした。

ニューオルリンズの本来の本拠地は、“カトリーナ”による浸水被害もあり、また復興途上の街で試合開催が困難なことから“暫定ホーム”問題が持ち上がった。その問題はオクラホマシティで落ち着いていた…11月の開幕に先立つキャンプに関しては、早い段階から、プレシーズンの最初の試合を行うデンヴァー―若きスター、カーメロ・アンソニーや、日本ではなかなか人気の“小さな巨人”アール・ボイキンスらを擁し、昨シーズン前半は不振だったが、中盤以降の激烈な追い上げでプレイオフ進出を果たしたナゲッツの本拠地!!昨シーズンのオールスターゲームの会場でもあった。(ホーネッツのJRスミスがダンクコンテストに登場した!!)―に近い、空軍士官学校(アカデミー)の施設を借りてキャンプを行うと決めていた。

“暫定ホーム”がオクラホマシティに決まったことから、プレシーズンの試合に関しては日程の調整が行われ、本拠地開催の2試合がオクラホマシティ開催となった。10月中に、オクラホマシティの皆さんに御挨拶という運びである…そうしていた間に、ホーネッツは練習用施設の確保に動いていた!!そしてそれが確保出来たことを受け、早速キャンプをそこで行うことに決めたのだ!!

ホーネッツはオクラホマシティの西の郊外べサニー(Bethany)にキャンパスを構えるサザン・ナザレーネ大学(英語表記は“Southern Nazarene University”で、略称は“SNU”…)の施設を、練習用施設として借り受けることになった。SNUは1899年創立と、なかなかの伝統を誇る、キリスト教系の私立大学である。このキャンパスのソウヤー・センター(Sawyer Center)が使用されることになった。バスケットボールの試合会場としては5,000人収容可能な施設で、普段はSNUのバスケットボールやバレーボールのチームが練習や試合に使用している。更に卒業式の会場にもなっている場所だそうだ。ソウヤー・センターの“ソウヤー”だが、バスケットボールの選手でもあったカール・ソウヤー氏に因むもので、彼は数百万ドルを要したこの施設の建設のために100万ドルを寄附したのだそうだ。

バイロン・スコットヘッドコーチは「オクラホマシティ辺りで“使えそう?”な施設は徹底的に調べてみたが、このソウヤー・センターは素晴らしい!!チェックすべき問題点を全てクリアしているよ!!施設も一流だが、体育担当ディレクターのボビー・マーティンさんやスタッフの皆さんも、とても良くしてくれる。シーズン中、ここを使わせてもらうのが楽しみだ!!」と、地域で一番の練習用施設に巡り合ったことを喜んでいる。

この施設を提供したSNUのローレン・グレシャム学長は「ニューオルリンズやメキシコ湾岸地域での大災害により、痛手を受けた大勢の皆さんがいらっしゃるということを、私達は大変に遺憾に思っています。ニューオルリンズ・ホーネッツに移動を強いるような、深刻な被害が発生してしまった事態を深く憂慮していますが、他方でチームのお手伝いをさせていただくことを嬉しく思います。本学としても、復興へ向けた努力を支援し、また災害で損なわれた地域の“コミュニティ”としての力を立て直すお役に立ちたいのです。こうした中で、ニューオルリンズ・ホーネッツのお手伝いをさせていただくことを楽しみにしながら、被災地域の力になれるような、この地域の力を引き出したいのです」と、大学施設を提供することに関してコメントしている。

チームは10月4日のキャンプ開始から、早速このSNUの施設で練習を始める。月曜日から土曜日の午前10時から午後1時、日曜日は午後1時から午後4時というのが使用可能時間で、11月1日の対サクラメント戦で幕を開けるシーズン中も、ここで練習を行うことになっている。昨シーズンは不振を極め、言わば“再編成中”のホーネッツ…SNUで練習を積んで、何とか羽ばたいて欲しいものだ!!SNUの学長がコメントにもあったが、「災害で損なわれた地域の“コミュニティ”としての力を立て直す」一助となるのはホーネッツの躍進だ!!

話しが少し飛んで恐縮だが…オクラホマで思い出した!!昨夜“リーグ優勝”を決めた、日本のプロ野球セントラルリーグの阪神タイガース…前の前の優勝だった1985年…ランディ・バースが大活躍をしていた!!太い腕の巨体でバットを構えると、バットが“すりこぎ棒”のように見えたものだった…そのバースが、今ではオクラホマ州の州議会議員を務めている…

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“風速”…
“カトリーナ”は最大で秒速70メートルという風速を記録したらしい…70メートルという風速は想像さえし難い…拙宅から見える場所にも“風力発電”がある。これは周辺10メートル四方を1メートル以上掘り下げてコンクリートで固めた基礎の上に巨大な風車を建て、それが風で回転する際に発電を行うという物である。この風力発電は、風速25メートル以上になると、発電用タービンが焼け切れるので停止するように制御されていると聞いたことがある。25メートルというのは「強力な台風の影響で吹くような、相当な強風」という話しで、年に何度も吹く訳ではない水準らしい…そんな水準の3倍にもなるかという風…恐ろしい…

この恐ろしい風に雨が加わり、様々な災禍が発生しているのだが、今、「責任のなすり合い」というような現象が起こっていて、「人々の心が引き裂かれるかもしれない」という災禍の芽が出ているような気がしてならない…こういう時だから、“暫定ホーム”で奮戦する地元スポーツチームにでも勇気をもらいながら、「何とかしてみよう!!」と街の復興に取り組んだり、新しい機会をつかんで新しい暮らしを始めたり、それをしなければならないような気がする…“綺麗事”に過ぎないだろうか?

恐るべき暴風で、政権への支持率もかなり吹き飛ばされてしまったようだ…「責任のなすり合い」というような現象の中、「何もかも手緩い!!ハッキリと○と×を!!」というような、中立的な独立機関を設けて“責任”の話しに決着を付けたいという世論も起こっているようだ…甚大な被害で滞った様々なものによるダメージが、転んで打った箇所が翌々日に少々痛いこともあるように、少し経ってから大きな影響を及ぼし始めている…“眼前の惨状”は一定の落ち着きを見せ始め、情報量も減った“カトリーナ”の話題ではあるが、注目は続けるべきだと感じる…


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プレシーズン!!!
公式サイトに“暫定ホーム”での開催を加えた新しいプレシーズンの日程が掲載された!!これを写しておきたい!!

日本時間では、例えば“Oct.13”が10月14日というように、1日違うのだが、これらの日付をチェックしておきたい!!

Date Day Opponent Arena City Tip-Off*
Oct. 13 Thu at Denver Pepsi Center Denver, CO 8:00 p.m.
Oct. 15 Sat at Orlando St. Petersburg Forum St. Petersburg, FL 6:30 p.m.
Oct. 18 Tue vs. Atlanta ALLTEL Arena Little Rock, AR 7:00 p.m.
Oct. 20 Thu vs. San Antonio CenturyTel Center Bossier City, LA 7:30 p.m.
Oct. 23 Sun vs. Denver Ford Center Oklahoma City, OK 6:00 p.m.
Oct. 25 Tue vs. Miami Maravich Assembly Center Baton Rouge, LA 7:00 p.m.
Oct. 27 Thu vs. Houston Ford Center Oklahoma City, OK 7:00 p.m.
Oct. 28 Fri at Atlanta Columbus Civic Center Columbus, GA 6:00 p.m.

* All Times Central


“責任問題”?
“カトリーナ”に“リタ”と、大きなハリケーンが通り過ぎた…“カトリーナ”が酷いことになり、“リタ”の際は、新たな問題もあったものの事前避難を行ったり、色々と支援体制を整えた…そのお陰か、人的被害は比較的軽微なものに終始した…が、屋内で発電機を使用するなどしたことが原因と見受けられる死者が発生した…

ニューオルリンズなどの被災地では復興に向けて作業が進むが、他方で“責任問題”が論じられ始めている…“カトリーナ”の被災後対応が批判を受け始めた頃、その辺りを問うレポーターに対し、大統領が「非難合戦でもしようということか!?」と所謂“逆ギレ”に近い反応を見せていた…大統領はその後、「私の責任…」と言い始め、何度も現場視察に訪れている…

“カトリーナ”を巡っては、災害対応を行う連邦政府の部局であるFEMAの局長が「実質的に解任?」というような状態で辞任した…そしてその前局長が公聴会に呼ばれた…率直に思った…「今でなければならなかったのか?」ということである…“カトリーナ”を巡っての、FEMAの仕事の“実際のところ”はよく判らない…が、何か「生贄づくり」の公聴会と、前局長側の「俺一人を悪者か!?方々に“問題”はあったじゃないか!!」という“生贄化”への激しい反発が露呈されているだけのように思う…こういう営みが有益なのだろうか?

色々と考えさせられる状況だが、ニューオルリンズでは警察署長が辞任した…警察には、こうした災害時に色々な役目があり、それを全うする責任というものもある…しかし、警察の関係者もまた被災地域の住民である以上、「責任!!」を厳しく問うのは酷というもののように思う…他の大勢の住民同様、自宅が大変なことになったり、家族の身に何かがあったり、自分自身が水害の渦中で身動きできずに困り果てていたりしたのだ…

何か、災害後のこうした“責任問題”の話しで「何とか復興!!」と力を合わせようとする人々の間に“心の溝”のようなものが生じることを、少し危惧してしまう…


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ニューオルリンズ…再建へ!!
米国の都市の歴史を紐解くと、19世紀辺りに街の礎が築かれているような場所が多いように見えるが、ニューオルリンズというのは18世紀辺りから築かれてきた、米国内では「最も歴史がある」と言われる街の一つだ。街の名称の後半の“オルリンズ”だが、本来は“オルレアン”というフランスの貴族の姓から来ているものである。フランス語の“オルレアン”を英語で読むと“オルリンズ”だ…フランスも北米に植民地を築いており、英国との競り合いに敗れて勢力を減少させ、そのうち米国が独立して勢力を拡大という流れで、フランスが礎を築いた街が“米国の都市”となって行った…ニューオルリンズは、そうした都市の代表格だ…余談ながら…「フランスによる北米植民地」の名残が色濃く残っているのは、カナダのケベック州だ。ケベック州は公用語がフランス語である…

欧州の尺度ではそれ程でもないが、米国の尺度で言う“長い歴史”の中、いろいろな要素が混ざり合ってニューオルリンズは歩み続け、様々な“文化発信”さえ行ってきた街である。その街が“カトリーナ”で大きな被害を受けてしまった…かなり酷く水に浸かってしまい、今後の使用に耐えなくなっている建物も相当にあるであろうし、暴風で破壊されてしまっている事例も多く、再建は困難なのかもしれない…それでも少しずつ人々が戻り始めている…或いは…戻る人の数が、街が愛されていたか否かのバロメーターになるのかもしれない…

災害で大きな損害が発生する…となれば“再開発”という話しになって、街が変容してしまう場合もある…それも選択かもしれない…が、「われわれの仕事はニューオーリンズを元に戻すことだ」と市長は語っているという…“文化発信”さえ行ってきた街の“在り様”を取り戻したいということなのであろう…米国での都市開発というようなものについては、色々と試行が繰り返されながら、今日まで様々な経験が積み重ねられているように思う…そうしたお話しは日本でも色々な型で論者に紹介されている。きっとニューオルリンズの「“カトリーナ”からの復興」も、遠くない将来にそうした文脈で話題になることは必定だ。夥しい人々の人生を変容させてしまったであろう災害ではあったが、そこからどう立ち上がるのか?注目したいと思っている…

“カトリーナ”の後、“水浸し”の原因となってしまった決壊した堤防に応急措置を施しながらの排水に着手されたが、“リタ”のお陰で“手戻り”になってしまった…米国には威容を誇る壮大な建築物が多く見受けられる訳だが、米国にはそれらを実現する技術や知恵、そして難工事をやり遂げる気概が、きっとあるのだと思う。太平洋を隔てた遠い国で、一寸ニュースに気を配る程度のことをして見守るばかりではあるが、この“排水”の難工事と復興を、きっと彼らはやり遂げると信じたい…


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プレシーズンの日程が…
ニューオルリンズ・ホーネッツ(オクラホマシティ)の公式サイトには“カトリーナ”以前の発表事項も混在しており、やや勝手が悪い…そのうち整理もされるのだろうが…

という状況ではあるが、AP通信の情報によれば、オクラホマシティがホーネッツの“暫定ホーム”となったことに伴い、NBAのプレシーズン試合日程が一部変更になったという…オクラホマシティでホーネッツのプレシーズンの試合が行われ、「プレシーズンならでは…」ということで組まれていた試合の日程が変更になるという…

オクラホマシティでの開催が決まった“ホーム”のプレシーズンの試合は下記の2試合だ!!

10月23日 ニューオルリンズ・ホーネッツ(オクラホマシティ)VSデンヴァー・ナゲッツ
10月27日 ニューオルリンズ・ホーネッツ(オクラホマシティ)VSヒューストン・ロケッツ

デンヴァー…とりあえずキャンプをやることになったコロラド州のチームで、プレシーズン最初の対戦相手となるチームである…

ヒューストン…同一ディヴィジョンのチームでレギュラーシーズンの対戦機会も4回あるので、互いに様子をうかがう大事な一戦でもある…が、ヒューストンと言えば大勢のニューオルリンズからの避難民を迎えてくれた街でもある…ヒューストンで、チャリティーゲームも行われた経過がある…

ということで両方とも“恩義が混ざる縁”が深い相手である…彼らの恩義に報いるには…“暫定ホーム”で苦しい地元を勇気付けるべく奮戦する“難敵”として彼らとの試合に臨む他は無い!!双方とも昨シーズンはプレイオフに進んでいる、なかなか充実した力を持つチームで「不足は無い!!」相手である。(或いは、一寸荷が重いだろうか?)良い試合を期待したいが、これはオクラホマシティのスポーツファンに向けては「“暫定”ながら地元の、地元としては初めてのメジャースポーツチーム」による“顔見世”である。NBAの会場は老若男女誰でも愉しめるものだ!!ダンスチームの“ハニービー”もオクラホマシティで募集したメンバーを迎えて、初登場ということになるのだろうか?地元の皆さんには温かい御声援をお願いしたいものだ…既に7,500枚のシーズンチケットが出ているらしいが…

オクラホマシティでは、シアトルVSヒューストンの試合が計画されていた…こちらの方が、テキサス州のロレドで10月17日開催という型に変更された…

ニューオルリンズでの試合開催は、マダマダ困難と見受けられるが、ニューオルリンズ・ホーネッツ(オクラホマシティ)はルイジアナ州内でもプレシーズンの試合を催すことを決めている!!対マイアミ戦をバトンルージュで、対サンアントニオ戦をボシーアシティーでそれぞれ予定している…

“リタ”そのものは落ち着きを見せているようだが…
“カトリーナ”に続いて“リタ”と、ハリケーンの上陸が相次いだ…“カトリーナ”では1,000名を越す死者が発生してしまったが、その記憶が生々しい“リタ”に際しては、そうした深刻な状況は起こっていないようだ…都市の能力を超えた大量移動=避難が見受けられたことから、混乱が発生するなどの“新しい問題”もあったが、ハリケーンも勢いを弱め、「何とか乗り切った」という状態になった…

“リタ”に関しては、今後に起こりえる雨に起因する各種の災害への警戒が必要―ニューオルリンズの堤防のように、折角着手した復旧作業が“手戻り”という事態もあるだろう…―な他、「産業への影響の最小化」という努力も求められるであろう…石油産業は大変だ!!石油は、車両等を動かす燃料となることから、「あらゆる輸送手段への影響」をもたらす物資である。「あらゆる輸送手段」への影響ということは、輸送手段によって流通するあらゆる商品への影響も発生し得る…注視しなければなるまい…

ハリケーン…妙に可愛い名前が付けられているが、これはA、B、C…と区別していたものに、観測員達がそのアルファベットで始まる身近な人のファーストネームを充てていた習慣に起源を持つ命名法だ…通常、21の名を毎年用意しておくようだが、今季は妙に名前を付けて区別する大型低気圧が多く、“ネタ切れ”も危惧されているらしい…「堤防決壊で街が水浸し?」というのよりは遥かにのどかなお話しのように思うが…

“リタ”で“手戻り”になってしまったが、ニューオルリンズの復興が少しなりとも前進することを願って止まない…


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ダンスチーム“ハニービー”?
Honeybee…蜜蜂…ニューオルリンズ・ホーネッツのホームゲームに登場するダンスチームの愛称だ。Hornets…スズメバチ…映画『エネミーライン』に登場するFA-18戦闘攻撃機の呼称もこのホーネットな訳だが、戦闘機の名前にもなるように、スズメバチは猛々しい感じがする。対して蜜蜂は、もう少しソフトな感じがするし、“ハニー”(蜂蜜)という甘いものを連想させる語も入っているが、これもダンスチームの女性の素敵な笑顔を想起させるように思う…

こうしたダンスチームは、「ショービジネスとしてのNBA」には欠かせないものだ!!そしてダンスチームのメンバーは、地元でチームを応援する人々の代表のような掛替えのないものでもあると思う…ダンスチームのメンバーは、当然ショービジネスの世界での成功を夢見て頑張っている人も居る―最近入手した女性シンガーのCDに付せられた経歴紹介に「NBAのダンスチームを経験」というのもあった…―が、大概は他の仕事をしていたり、学生さんであったりという、地元の普通の人々が参加しているのである…

ニューオルリンズ・ホーネッツのホームゲームに登場する“ハニービー”…ニューオルリンズで来るシーズンに向けて準備中だった…ウォリアーズのダンスチーム、“ウォリアー・ガールズ”に関する話しを通し、彼らの年間の動きはある程度承知している。大概は7月から8月がメンバーを選考するオーディションの期間で、9月は準備のための練習期間、10月のプレシーズンから出番が始まり、11月から4月はシーズンのホームの試合で出番だ。プレイオフになれば、主催する試合に出番がある。チームがファイナルまで進めば、確りファイナルにも登場する…昨シーズンの場合、デトロイトとサンアントニオのダンスチームは確り活躍していた!!こうした試合での出番の他、様々な催しでの出番や、学校訪問などの地域活動に参加する場合もある。こういう様子は30チームに殆ど共通している…各々のチームの公式サイトにも出ている…(紹介に力が入っている所も、アッサリしている所もあるが…)

ニューオルリンズもその例に漏れず、少し前には「メンバーも決まり、シーズンに向けて準備開始で忙しくなります。来るシーズンもよろしく!!」というような主旨が公式サイトにも出ていた…

ところがである!!“2005-06 Honeybee Tryouts”という記事が公式サイトに出ているのである!!上述の記事はそのまま残り、この“2005-06 Honeybee Tryouts”というものが出ているのだ!!

Tryout…要するに“選考会”である。10月9日に催すとのことである。上述の記事は、きっとその“選考会”以降に全面的に修正され、差換えられるであろう…結局ニューオルリンズ地区からダンスチームも丸ごと“暫定ホーム”のオクラホマシティへ移せないということで、オクラホマシティでメンバーを急遽募ることになったようだ…

勝手な想像だが、ニューオルリンズで“ハニービー”に参加予定だったメンバーや身近な人達の中にも、“カトリーナ”のお陰で大変なことになっている人達もきっと居るのだと思う…オクラホマシティの志願者の皆さんには、そういう人達の分も力一杯活躍して欲しいと思う。

オクラホマシティがホーネッツの“暫定ホーム”に決まった時、市長はオクラホマシティもまた悲劇的な事件―連邦政府がオクラホマシティ市内に所有していたビルが、爆弾で破壊されてしまったという事件があった…―の痛手を経験していて、悲しい出来事に見舞われた地域の傷みを理解している数少ない地域であるということに言及していた…きっと良いメンバーが集まると思う!!
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苦戦中?の聖者達…
NFLの第3週…

「第1週の接戦を制した様に、些かの勇気をもらった人も多いことであろう…」とニューオルリンズ・セインツに眼を向けている…第3週はミネアポリスでミネソタ・ヴァイキングスとの対戦となった…

前の週の試合でもセインツはターンオーヴァーやペナルティが目立ったが。今回もそうした場面が目に付く試合で、終始ミネソタの優位を覆すことが適わず、33対16で敗れてしまった…3週目時点で1勝2敗…若干苦戦している…

“nomads”…セインツを巡る話題で時々見掛ける表現だ…「遊牧の民」という意味の表現で「一箇所に留まることが出来ない」というところだ…セインツの今季の有様である…

しかし!!次週は“暫定ホーム”としたサンアントニオでの試合だ!!ハリケーン被害の関係で本拠地が使えない中、「一箇所に留まることが出来ない」セインツだが、苦しい地元を盛り上げようと奮戦している…次週は、そんな事情を肌身に染みて判ってくれるメキシコ湾岸のファンの前で、良い試合を見せて欲しい!!

揺れる米国を思う…
月初めには「仕事の予定?」ということで、とりあえず身体を空けておき、結果的に相次ぐ変更で用事が無くなり、「それは良いが、今更、何か計画も出来ない…」と言う状況で、どちらかと言えば無為な“連休の2連続”を過ごしてはいる…とは言うものの、色々と考える材料になりそうな映画鑑賞―稚内には映画館というものが無いので、テレビ放映やDVDだが…―や読書も愉しみ、そうした意味では充実していた…

昨日、“カトリーナ”の後始末が進行中の案件だというのに、また“リタ”で、何か大変なことになっているということに思いを巡らせながら、2本の映画をテレビ放映で観た。『ワンス・アンド・フォーエヴァー』と『セイヴィング・ジェシカ・リンチ』という作品だ。前者は、1965年の、ベトナム戦争での米軍がきたベトナム軍と大規模な交戦を行った事例としては、“最初の激戦”の一つに数えられる戦いを巡る、作戦に参加した将兵、その家族などのドラマである。「一番先に戦場に降り立ち、最後に立ち去るのは俺だ。誰も置いて行かない!!」と言い、実際そのとおりに振舞う“隊長”が主人公である…ある種の“語り手”的なポジションで、従軍取材をしている記者という役も記憶に残る…後者は、2003年、イラクで“フェダイーン”(義勇軍)の襲撃を受けた部隊に居て、囚われの身になってしまった女性兵士ジェシカ・リンチを巡るお話しである…淡々としたドキュメンタリー風な造りながら、何か見入ってしまうものがあった…

2本の映画…作中の舞台となっている時代や場所は異なるが、共に米国を揺るがした、或いは揺るがしている“戦争”を巡る物語だ…その“戦争”に熱中する政権を擁する国で、未曾有の災害が発生し、社会は益々揺れている…

『ワンス・アンド・フォーエヴァー』では、主人公の隊長の部隊がベトナムでの作戦に従事することになった後、官舎で幼い娘に問われる場面がある。「パパ…戦争って何なの?」とである。言葉に一瞬詰まりながら、隊長は「戦争は起こってはならないけど起こってしまうものなんだ…パパのような兵隊はそれを止めに何処へでも行かなくちゃならないんだよ…」と娘に答える…それから40年程経った、『セイヴィング・ジェシカ・リンチ』で描かれているイラクの戦いはどうだったのだろう?

『ワンス・アンド・フォーエヴァー』の最後の方で、主人公の隊長の部隊が帰国し、記者が色々なことを思い起こして涙ながらにタイプライターに向かって原稿を認めている場面がある。「国のため」と入隊してベトナムに送られたが、帰国して部隊で公式な出迎えを受ける訳でもない…結局、将兵は過酷な状況で共に生き抜こうとした仲間達のために戦っていた…というようなナレーションが被る…この部分は、『セイヴィング・ジェシカ・リンチ』で描かれているイラクの戦いでも通じるものがあるのかもしれない…

未曾有の災害が発生している中、ワシントンDCなどで“反戦デモ”も起こっているという。人が集まる催しでは、“主催者発表”というものがあって、例えば、実際には4,000人程度の群集が集まったものを2万人と発表するような場合もあるのかもしれないが、それでも「推定15万人」と伝えられているデモの大きさは凄い…卑近な例えながら、稚内市の人口は4万2千人弱であるので、「街の人口の3倍以上!!」というスケールになる…『セイヴィング・ジェシカ・リンチ』で描かれているイラクの戦い…“州兵”という人達が多く派遣されているようだ…“州兵”も連邦軍の指揮下には入り得るものだが、本来は州の域内での災害時支援や様々な警備業務を行うもののようだ…“カトリーナ”に際しては、そうした業務にあたるべき州兵をイラクに送ってしまっていて、即応困難に陥ったという批判が聞こえていた…『セイヴィング・ジェシカ・リンチ』のジェシカ・リンチ上等兵も、映画の中で明確には言及されていないが、どうも大学の学費を捻出するために入隊した“州兵”であった様子が伺える…災害が発生している中であるが故、「そういう仕事をする人間に、他の事をさせている場合ではないだろう!?」という声もあるのかもしれない…

たまたま観た映画に、戦争が、そして災害が揺るがす米国を思っていた…

そして“リタ”である…以前、大きな火事があった際、電線が熱で切れて青白い火花が上がるのを見て怖かった覚えがある…強風に耐えられれずに切れた電線から引火するという事態も伝えられていた…広範な地域での停電等が続いているようだ…そして高値基調に拍車が掛かっている石油の、関連施設のことも気になる…卑近な例えだが、これは「1万円で買っていた灯油と同じ量を購入しようとする場合、1万4千円程度になる」というような、“身近な問題”ももたらす話しだ…水浸しだったニューオルリンズも、また水に浸かろうとしている…一寸目は離せない…


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上陸…
とうとう“リタ”が上陸した…テキサスとルイジアナの境目辺りが上陸地点のようだ…

風の勢いが凄まじく、様々なものが破壊されている…気懸りなのは、電線が切れて火災が発生している状況だ…

雨の勢いも凄く、ニューオルリンズでは修復に手を掛けたばかりの堤防で被害が出ているようだ…
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“新たな脅威”がもたらした“新たな問題”…
NBAヒューストン・ロケッツのダンスチームに居たこともあるという、ヒューストン出身のNATALIE(ナタリー)という女性アーティストのCDに耳を傾けていたが…そんなことをしていてヒューストン発のニュースに目を止めた…大変なことになっている…

“リタ”を巡り、“カトリーナ”では「対応が悪過ぎ!!」という批判を受けてしまった政権は、「事前避難で悪い状態を避けられるなら…」と「対応に必死」である様、或いは雰囲気が伝わる…「大統領は地元の災害で、カッコウ悪い真似をしたくない訳だ…」と多少意地悪な見方も出来るかもしれないが、大きな被害で被災者救助が難航してみたり、避難所でも色々と大変な問題も起こっている“カトリーナ”の記憶が生々しい―と言うより、復興に着手したばかりで、「進行中の案件」である!!―中、「何とか!!」と地元の皆さんも必死なのだと思う…

「事前避難で悪い状態を避けられるなら…」というやり方…ハリケーンのように、暖かめな海水をエネルギーにしながら「少しずつ都市に迫る脅威」というのであれば、賢明であると思う。不意に大きな揺れが発生する“直下型地震”ではこうも行かない…そこで事前非難の動きが、“リタ”の予想進路であるヒューストンで拡がった…しかし、“新しい問題”である…

都市というものは、都市が抱える人口の他、都市に出入りする人口以上の人々に向けて基盤が用意され、サービスが提供されて成り立っている。だから、「○○の人口はX万人」という場合の“X万人”以上の人々が利用する基盤―道路、空港、港、水道など―は整えられ、物を売るなどのサービスの体制も自ずと整う。“X万人”が所有している自動車を普通に利用して、街の域内や他所の地域とを往来する道路も整備され、車を動かす燃料も“売れそうな量”が方々のスタンドに備えられ、“X万人”の胃袋を満たす食料が食料品店等に揃うものなのだ…ところが、「“X万人”が一斉に街から逃げようとする」という事態に関しては、全くの“想定の範囲外”である…

今、ヒューストンではこの全くの“想定の範囲外”が起こってしまった…他地域へ向かう飛行機の旅客が捌き切れなくなり、長距離ドライブに備えて多くの車が一斉に給油をしようとして燃料の在庫が無くなり、「途中で何とか…」と走り出した車はガス欠で道路を塞ぐ…空港の能力、道路の幅、市内の車に供給可能な燃料…200万人の人口を擁する大都市が普通に機能する範囲を逸脱した人の移動で、麻痺してしまった…“新しい問題”である…

ニューオルリンズの災禍を免れてヒューストンに移った人達…どうしたのだろう?そして、それらの人々を迎えて“支援の輪”を拡げていたヒューストンの人達…どうするのだろう…ニューオルリンズでは支援物資が届かず、市内の方々から食料を奪う等の状況さえ発生してしまったが、このままヒューストンで大きな被害が発生した時の備えはどうなっているのだろう?非常に気懸りだ…


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“影響”に眼は向くが…
“カトリーナ”は人口が集積したニューオルリンズのような場所に被害をもたらした…こうした場所には様々なビジネスも集積している…様々なビジネスが集積するということは、仕事を支える様々なサービスも集積する…人の移動を支えたり、物を届けるというような運輸関連や、往来する人々が宿泊をしたり、会合の会場などを提供するホテル業というようなものは、こうした「都市を支える、集積したサービス」の好例であるように思う。

広範な地域が被害を受け、街がとりあえず動いておらず、街と街とを自在に往来出来る訳でもない中、荷物を届けるサービスも休まざるを得ない状態だった。が、ニューオルリンズの中心街に人々が戻りそうだという状況を受け、荷物を届けるサービスの会社は配送サービス再開を決めたようだ…こうした、街での活動を支える部門が機能を取り戻せば、他の動きも旧に復し易くなることであろう…

これを明るい動きであると思っている矢先、“リタ”で大変な騒ぎになっている様子で、少々心配だが…(“リタ”の情勢は、別途取り上げたい…)

少し話しが逸れるが…昨シーズンのNBAで、ウォリアーズは「半世紀を越える歴史で最も過酷」という「2週間で8試合…移動総距離は1万キロメートル以上…」というロードを経験した…2月末から3月前半の話しだ…この際、ウォリアーズが駆け巡った様々な街に関して調べてみたのだが、この記事で取り上げた“荷物を届けるサービス”に関係の深い街があった。メンフィスである…欧州ではなかなか評価が高い代表チームを擁するスペイン出身のパウ・ガソールが活躍する、グリズリーズの本拠地である。ここの空港は、“荷物を届けるサービス”の最大手企業が物流センターとして利用している。ある小説に「隣街へ贈った筈の花束は、遥か彼方のメンフィスに一旦送られ、そこで仕分けを受けてから隣街へ届く…」という趣旨の記述もあった…今回のニュースに触れ、メンフィス辺りで、シーズンにはグリズリーズに声援を送りながら、こうした荷物を動かす仕事をしている人達のことを思い浮かべた…全米の何処へなりと荷物を送って、様々な人々の仕事を支えているということに、こうした業務に携わる人々は矜持を持っているのだと想像するが、悔しい思いを抱いていることであろう…抗い難い自然災害に起因することとは言え…

ホテルである…例えば稚内…夏季には市内のホテルで収容可能な人数を超える人達が宿泊を希望する…だから高くても客室は埋まる…誰かが来ることになり、方々に電話してもなかなか部屋を取れないというのは、夏季には非常に多い…対して冬季などは、収容可能な人数よりも宿泊希望者は少ない…「空室のままにしておくより…」と価格も下がる…ホテルというのはそういうような需給バランスで収支状況が大きく変わるものだが、“カトリーナ”関連で米国のホテル業界も色々と影響を受けているようだ…例えば、「ニューオルリンズのホテルに集まって大きな会合」というような話しがあった場合、開催場所を他の都市に移すので、他の都市で宿泊者用の客室や会議室の需給バランスが動く…ニューオルリンズ等のホテルにしても、当面は復興関係の仕事で動く人達による“半ば貸切”とならざるを得ない…そうなれば価格帯は、比較的高い水準で推移するであろう…影響は意外なまでに広く及ぶものかもしれない…

直接には災害と関連が薄いかもしれないような“拡がる影響”に類することに目が向き始めたが、何か“次なる脅威”が気懸りである…


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“NO/Oklahoma City”…
“NO/Oklahoma City”…既にNBAのサイトにある、各チームのサイトへのリンクが貼られた窓にこんな文字がある…

このNBAのサイトニューオルリンズ・ホーネッツのサイトでも発表され、或いは報道もなされているが、“暫定ホーム”の件はオクラホマシティで落ち着いた。“ニューオルリンズ・オクラホマシティ・ホーネッツ”(New Orleans/Oklahoma City Hornets)というのが、2005-06シーズンのチーム名称ということになる…

オクラホマシティでは、41のホームゲームの中、35試合を19,675名収容のフォードセンターで開催する。既にフォードセンターでのチケット販売も始まっているようだ!!残る6試合は、バトンルージュのルイジアナ州立大学(LSU)の施設、ピート・マラヴィッチ・センターで開催するという…換言すれば「バトンルージュのピート・マラヴィッチ・センターでの開催が決まっているもの以外は、オクラホマシティのフォードセンターで…」と記憶しておけば間違いない…

公式サイトのスケジュールには、未だ判り易く示されていなかったが、バトンルージュのピート・マラヴィッチ・センターでの開催が決まっているものは…

12月16日 対フェニックス
1月13日 対サクラメント
1月18日 対メンフィス
3月8日 対LAレイカーズ
3月18日 対デンヴァー
3月21日 対LAクリッパーズ


ということになっている。3月開催予定のものに関しては、復興の具合によるが、ニューオルリンズの本来の本拠地で開催する可能性も残っている…

NBAのサイトのグッズ販売のコーナーで見ると判るが、これまでのチームのユニフォームは、白系のホーム用も、青系のアウェイ用も、胸にはフランチャイズを示す“New Orleans”の文字があるのだが、オクラホマシティを“暫定ホーム”とすることから、白系のホーム用についてはチームの愛称“Hornets”に切り替えるようだ…青系のアウェイ用は“New Orleans”を残し、肩の辺りにオクラホマシティを示す文字かマークを入れる予定とのことだ…

オクラホマシティは、ニューオルリンズからは1,000キロメートル以上離れている…ダラス、サンアントニオ、ヒューストンと言った同一ディヴィジョンのチームは、少し長い移動を強いられることになってしまう…が、その他に関しては影響はそれほど大きくない…オクラホマシティ以外にも、幾つかの街が“暫定ホーム”に名乗りを上げていたが、他の立候補都市も遠いことには変わりはない…

オクラホマシティに“暫定ホーム”が決まった決め手は何だったのか?結局はメジャースポーツが使ってもおかしくない施設がある他方に、メジャースポーツのチームが無い現況で、会場が確保し易かったからに他ならないであろう…

さて、“暫定ホーム”は決まった…“ニューオルリンズ・オクラホマシティ・ホーネッツ”がプレイオフ進出を果たせた場合はどうなるか?その時はフォードセンターでプレイオフの試合が開催されることになる!!かくなる上は、何とかプレイオフ進出を果たし、オクラホマシティを熱くし、“歴史”を築いてもらいたい!!それが、ニューオルリンズの勇気になる!!


続・ラジオ…
以前に取り上げた話題だ…アストロドームで被災者向け情報を発信しようとしていたラジオKAMPだが、各方面の支援を受けて9月16日から活動を本格化させたようである…

「どんな放送?」とも思うのだが、オンラインで聞ける仕掛けは“coming soon”になっている…

またか?
少し前の日本の台風で、台風の通り道となった地域よりも、山を隔てた側の地域に信じられない程の雨が降り、地盤が緩んで大きな被害が発生したということがあった…大型の低気圧は、そういうこともあるので厄介だ…

“カトリーナ”の余りにも大きな被害は、復興にも大きな時間を要する規模になっているが、それに“追撃”が加えられるような危惧が発生している…スポーツの試合では、少し差をつけた場面で更に得点を重ねて勝利を確実にするというのもよくある場面だが、こうした自然災害での“ダメ押し”的なものは、迷惑この上ない話しだ…彼の地で幾つか発生している大型低気圧だが、“リタ”というのが、厄介なことを仕出かしてくれそうだという話しになっている…ニューオルリンズなどは、堤防の決壊で水に浸かって困っていたところに立ち直りの兆しが見えていたが、「“リタ”に起因する大雨で、また厄介なことに?街に人を戻すのを延期しよう…」という事態になってしまった…日本の台風の例でもないが、ニューオルリンズは“リタ”の予想進路から若干逸れていても、「影響による大雨」というものに見舞われてしまう可能性も高い…

自然災害そのもので何かが破壊され、甚大な被害が出てしまう…これは凄く残念ではあっても、「避け難かったのかもしれない…」という話しになるかもしれない…しかし、“カトリーナ”後のニューオルリンズなどで発生した様々な問題は、酷かった災害そのものに起因すると言うより、「対応の拙さで余計な苦しみが拡がった」という印象を拭えないものである…そういう声が広がっていることを踏まえてか、“リタ”に関しては政府が随分とがんばっている様にも伝えられている…少し穿った見方ではあるが…“リタ”の予想進路に相当するテキサスは、大統領の“地元”なので、政権の“面子”のようなものが対応に掛かっているのだろうか?

相次ぐハリケーン…これも少し考えなければならない話しなのかもしれないが、危険が迫っている中だ…“カトリーナ”を“反面教師”にして、「対応の拙さで余計な苦しみが拡がった」という状況が繰り返されることは避けてもらいたいものだ…


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“オクラホマ(暫定)・ホーネッツ”?
AP通信が配信している報道では、“ニューオルリンズ・ホーネッツ”は“オクラホマ(暫定)・ホーネッツ”になる気配が濃厚である…オクラホマシティでは、バスケットボールの試合の際は19,675 人収容のフォードセンターをホーネッツの“暫定ホーム”に供する旨を申し出ていたが、チーム側は既にオクラホマシティに“暫定本部”を設け、ニューオルリンズかバトンルージュに連絡事務所を設置することを決めたらしい…オクラホマシティ側も、チームとの契約案について了承する市議会の臨時会議を、来る21日の水曜日以降、何時でも開ける態勢を整えているようだ…

オクラホマシティのフォードセンターに関しては、リーグの関係者も現地視察に訪れ、市側関係者との面談も行っていた経過があり、面談を受けた市長も“好感触”と語っていたところだ…市側はこの機会を「オクラホマシティーもメジャースポーツが出来る場所である」とアピールする絶好の機会と捉えており、かなり積極的であるようだ…

オクラホマシティーでホーネッツが41試合のホームゲームを行うとなれば…ルイジアナから100名程度の職員が入り込み、50名程度は現地で新たに雇用されることとなる。これは主に電話によるマーケティングやチケット販売等に携わる人達だ…そして選手達もやって来て、試合が行われれば、オクラホマシティには5千万ドルものお金が落ちることになる…市側は、州に対しても「“暫定ホーム”へ移る費用を一部負担しよう!!」と呼び掛けることまでしている…州の側に関しても「オクラホマシティのみならず、州全体にとって、大変な宣伝になり、経済効果が大きい」という声が既に上がっている…

幾つかの都市が、それぞれの思惑も秘めながら、今回の“暫定ホーム”に名乗りを上げた…名乗りを上げている各都市の名前を見ると、「嘗てNBAのフランチャイズを擁していたような場所」、「新規にフランチャイズを擁することを目論んでいると見受けられる場所」に大別出来るように思うのだが…こうした中、どうもオクラホマシティが一歩リードではある…しかし、ホーネッツはルイジアナ州のチームだ…と言っても、NFLのセインツのように30年以上の伝統を有している訳でもないので、意外に拘りは大きくないのかもしれないが…

何れにせよ“決定”ではない…未だ、公式サイトの“プレシーズン日程”にも“ニューオルリンズ開催”の文字は残っているのだ…

ニュージャージー州での“ホームゲーム”!?
NFLのセインツ…

本来はニューオルリンズで行う筈だった対NYジャイアンツ戦…ニューオルリンズでの開催が不可能であるため、“ニューオルリンズのホームゲーム”という取扱ながら、NYジャイアンツのスタジアムで開催された…黒とゴールドではなく、ジャイアンツのブルーで彩られた客席に囲まれての試合であった…

試合の方は、セインツはミスを重ねてしまい、10対27と力が及ばずに敗れてしまった…

ホーネッツも“支援の輪”へ…
「家は替えることが出来る…人は替える訳にはいかない…それを思うと言葉もないが…」とは、バトンルージュなど、ルイジアナ州の“カトリーナ”被災者避難所を訪ねた、ホーネッツのクリス・ポールの言である…

公式サイトでも伝えられていたが、ホーネッツのオーナーと6人の選手が、州内3箇所の避難所を訪ね、NBA選手会などを通じて集められた支援物資の配布を行った。ハリケーンの数日前までの街の様子を知る各選手だけに、ショックも受けている訳だが、“支援の輪”に加わった訳である…

NFLのセインツは、開幕前の評価が高かったカロライナ・パンサーズを向こうに回し、試合最終盤での3得点で見事に勝利を収めた様が、大勢の人に勇気を与えた…次はホーネッツの番だ!!昨シーズンの、チーム史上最低の勝率を上向けて欲しいものだ…

捜索…非難…支援…
長く自宅でじっとしていて発見された“カトリーナ”の被災者…「どんな様子?」と思っていたが、また発見された人は「誰のことも怖かった」と話しているそうだ…「なるほど、そんなものか…」と想像を越える状況を思う…

米国の対応に関しては、国外からも非難の声が上がっている…それも「圧政国家」と米国が非難していたような国からだ…

そうした非難は続くのだろうが、打撃を受けた産業の建て直しや、それに従事していた人達の再出発を応援することも必要だ…

何か、上述の3点に動きが集約してきたように見える…


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過去の戦績…
来るシーズン…ニューオルリンズを多少なりとも盛り上げて欲しいホーネッツ…

過去の戦績を一寸まとめておきたい…1988-89シーズンにシャーロットで起こったチームは、2002-03シーズンにニューオルリンズへ移っている…昨シーズンの成績だが、新チームとして登場した年よりも良くない…

チームづくりに苦しんでいたホーネッツはドラフトでの籤運に恵まれ、ラリー・ジョンソンやアロンゾ・モーニングと言った学生リーグのスターを続々と迎え入れ、1993年に初めてプレイオフ進出を果たしている。

以降、イースタン・カンファレンスのプレイオフ“常連”になったが、シャーロットに新チームのボブキャッツが登場し、30チーム体制になった昨シーズンからはウェスタン・カンファレンスになった…そして苦戦した…

この状態からどう立て直すか…なかなか興味深い…

シーズン 勝率
2004-05 18 64 0.22
2003-04 41 41 0.5
2002-03 47 35 0.573
2001-02 44 38 0.537
2000-01 46 36 0.561
1999-00 49 33 0.597
1998-99 26 24 0.52
1997-98 51 31 0.622
1996-97 54 28 0.659
1995-96 41 41 0.5
1994-95 50 32 0.61
1993-94 41 41 0.5
1992-93 44 38 0.537
1991-92 31 51 0.378
1990-91 26 56 0.317
1989-90 19 63 0.232
1988-89 20 62 0.244


水が引く中…
ニューオルリンズ…水が引け、避難民の帰還も始まろうとしている中、不明者が生存していたり、多数の遺体が見つかったりしているようだ…屋根裏でじっと耐え、2週間以上を何とか生き延びたという人…これは凄い!!屋根裏でじっとしていた間…どのような心境だったのであろう…



帰還が近く始まると言っても、依然として一時立ち入りの目処も立たない地域も点在しているらしい…



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“道程”は始まったばかり…
9月16日が“追悼記念日”…これはある意味で“カトリーナ”が落ち着いたということであろう…関連情報も少なくなってきた…

だが他方で、この災害がアメリカに突きつけた課題は大きい…遅れてしまった救援体制を検証し、もしまた何かがあった時に活かさなければならないであろうし、何故大勢の人が非難し損なってしまったのか、ということも検討して改善しなければならないであろうし…挙げれば際限はないであろう…

他方、一部に帰還も始まったとは言え、被災地の復旧には時間は掛かる…夥しい数の避難民の対応も相当に骨が折れる…赤十字も、緊急に避難民関連の仕事をするスタッフを募集するようだ…

まだまだ“道程”は始まったばかりだ…


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復活へ…
「ニューオルリンズの欠けたアメリカなど考えられない」というのは、復興への決意を語った大統領の言葉としてニュースに何度も引用された一文だ。耳に残って覚えてしまった…

もう10年も前の話しだが…サハリンの北部で大きな地震があった…サハリンの建物には、ソ連時代の、地震など考え難いモスクワ辺りで設計された“規格品”の建物もある…そんな建物は、地震に見舞われた日には一溜りもない…そんな訳で、サハリン北部の震源に近い辺りの地域に大きな被害が発生した…数千人の人口を擁していたある町では、町中の建物の殆ど全てが倒壊し、多数の死傷者が発生してしまった…生き残った住民の誰もが身内を失ってしまった…ゼロから町を造り直す他なくなり、結局町の復興は断念された…地震の後に作成された地図に、町の名前は無い…今では荒廃した土地に、“町の墓碑”のように町の歴史や、地震による災害で復興が断念された経過が記された記念碑が残るだけであると噂を聞くが、ハッキリしたことは判らない…大勢の元住民がサハリンの他の街や、国内の他地域へ移って行ったのであろう…「10年前の地震で…」と言っても、思い出せない場合さえある…

町が消えてしまうということは、人々の人生の記憶が刻まれることで築かれた歴史が忘れ去られるという、実に悲しい状況だ…ニューオルリンズの酷かった状態に、復興が不可能かもしれないと口にした国会議員が居て、ルイジアナの知事が「酷いことを言ってくれるな!!」と激怒したという話しもあったようだが、「ニューオルリンズの欠けたアメリカなど考えられない」と、今般の“カトリーナ”も歴史のページに刻みつけながら、また新たな一歩が踏み出されることになったようだ…

冠水した箇所の排水が進む中、都心部の商業者等が中心だが、住民の帰還が始まった。アメリカは開拓の歴史を持つ国だ…酷い状態からでもきっと何時かは立ち直ってくるのであろう…最大で風速が秒速78メートルにもなったという、観測史上最大のハリケーンだったようだが…

それにしても…今般の“カトリーナ”で損害保険業界は大変なことになったようだ…


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港も始動!!が、依然として不明者は…
港という場所は、人や物が行き交う…それに伴って情報も行き交い、やがて港を擁する街は文化を発信する…そうした例は幾つも思い当たるが、ニューオルリンズもそうした街の一つであろう…ニューオルリンズと共に歩んだ港は“カトリーナ”の影響で2週間以上閉鎖されていたが、漸く再開された!!この港だが、米国産食品の輸出港としても利用されている…余り閉鎖が長引けば、米国産食品を多く輸入している国々―日本もその一つだ…“最大の輸入国”の一つと言っても過言ではないであろう…―にも大きな影響が及んでしまう…とりあえず港湾施設の使用が開始されたことは歓迎したい…現在は、街の復旧作業などにあたる関係者の“宿舎”という型で利用されている客船が繋留されている様などが見えるばかりだが、やがて貨物船が賑やかに行き交うようになるであろう…

必死の排水作業で、かなり水が引いたというニューオルリンズ…一部地域では“一時帰宅”も許可され始めたようだ…こうやって少しずつ立ち直って行くものなのかもしれない…

現在、652名の死亡が確認されているというが、安否不明の人も依然として多いのが気になる…こうした安否不明は、恒久的な住民のみではなく、何かで滞在中の在留外国人にも見受けられる…在米国の外国公館では情報収集に努めているのだろうが、日本の公館もそうした仕事をしている…“カトリーナ”の被害を受けた地域は、在ヒューストンの領事館が管轄しているようだが、連絡の付かない人が多いようだ…3ヶ月を超える期間、外国で滞在する場合は、当該地域を管轄する公館に届け出ることになっているが、それはこういう災害等の場合に備えてのことだ…


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“聖者”が行く!!
小学生の頃か、中学生の頃か、学校の音楽の時間にレコードを聴いて、先生が説明をしたり、感想を書かされたりという時間があった。好きでもない歌に付き合ったり、それが出来ないために「楽器は駄目!!」と決め付けてしまったリコーダーに付き合わされるよりも、未だに演奏されたり聴かれたりしている音楽を作った昔の芸術家に思いを巡らせたり、耳にしたことがあっても名前や由来を知らない曲の説明に付き合う方が楽しかったのを漫然と覚えている。

そうした状況で由来を耳にしたことを鮮明に覚えている曲がある。『聖者の行進』という曲である…お祭りの曲、或いは祝賀行事のパレードに使う曲という印象を受ける賑やかな演奏なのだが、この曲が本来は“葬送曲”であったということを小学生の頃か、中学生の頃に聴いた…苦しい生活を強いられていた、アメリカ南部の黒人達が、親しい人が亡くなった時に、「良き思い出を胸に、晴れやかに天国へ送り出し、また新しい生活へ踏み出そう…」というような主旨で、この『聖者の行進』という曲を賑々しく奏でながら葬列を組んだ、というようなことを聞いた…やがて、南部の黒人達の音楽がJAZZとなって広く親しまれるようになる中、この『聖者の行進』は広く愛される“スタンダード”になっていったことも聞いた…

この『聖者の行進』が登場したと考えられているのがニューオルリンズで、1966年にNFLの新チームがニューオルリンズに登場した時、チームの愛称が“聖者”のセインツになった…

“カトリーナ”による深刻な被害を被ったニューオルリンズ…私が注目するNBAのホーネッツよりも先に、このセインツが始動した!!NFLのシーズンが始まり、セインツは避難所生活を送っている人もまだまだ大勢居る地元ファンに希望を与えるべく、奮戦を始めたのだ…既に試合が行われている第1週の試合…23対20でカロライナ・パンサーズを下した!!ニューオルリンズのファンは湧き上がったことであろう…

来る月曜日の試合…本来であればニューオルリンズ開催だったのだが、ニューヨークでの開催ということになっている…9月から12月までは、NFLは「最高の週末のお楽しみ」なのだが、流石に被災後のニューオルリンズでの開催は難しい…

朗報もある!!セインツは、ルイジアナの州都バトンルージュにあるルイジアナ州立大学(LSU)のフットボール用グラウンド“タイガースタジアム”(* LSUのスポーツチーム…愛称がタイガースなのだそうだ…)で試合を行う。10月30日の対マイアミ、11月6日の対シカゴ、12月4日の対タンパベイ、12月18日の対カロライナがバトンルージュでの開催になる。10月2日の対バッファロー、10月16日の対アトランタ、12月24日の対デトロイトは、チームの“暫定本部”を設けたテキサス州のサンアントニオでの開催となる…

NFLのコミッショナーは「ニューオルリンズ・セインツは、それこそ1000%、ニューオルリンズの街やファンと接点を持ち続けなければならない。セインツはニューオルリンズとルイジアナ州、そしてメキシコ湾岸の地域を代表するチームであるということで、リーグ側もチーム側も認識を一つにしている。」と発言している。“ニューオルリンズとルイジアナ州、そしてメキシコ湾岸の地域を代表するチーム”として、バトンルージュとサンアントニオを“暫定ホーム”とすることにしたのだ…

未だ“暫定ホーム”問題に結論を出していないNBAにも影響を及ぼすかもしれない話しである…


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空港の再開…そして…
空港や港が使えない…普段は余り意識しないかもしれないが、“物の流れ”が深刻な影響を受けてしまう事態である…

ニューオルリンズでは、そんな状況が16日間も続いていた訳だが、ようやく定期便が復活した…ニューオルリンズは観光地でもあるが、気楽に立ち寄れるようになるには、かなり時間を要することであろう…だが、救援活動をする人達の移動や、他所の地域へ移る被災者にとっては「“足”が治癒した」という状況かもしれない…

被災地域では、住む家も仕事も失ってしまい、他所の地域に移って再起を図るという人も大勢居るのかもしれない…そうすることを余儀なくされているという人も、ある種の“悲憤”を胸に旅立つ人もある…

その“悲憤”を胸に旅立つ人の姿が紹介された記事を目に止めた…何処の国や地域にも、他所に居る人々や、たまたま立ち寄った人々には判り難い“暗部”のようなものはあるのかもしれない…“カトリーナ”で夥しい被災者が避難所に集まる様がテレビに映り、「何故黒人ばかりなのか?」というような話しが、国内外の方々から聞こえた…

米国の都市は、サンフランシスコとシカゴしか訪ねたことはないが、街を歩いてみると気付くことがある。地域が変わると、住民を構成する人種が変わる…シカゴではアジア系はかなり少数派で、私は「一寸目立っているのかな?」と思いながら歩く場面がしばしばだった…ところがサンフランシスコはアジア系が意外に多く、“街の人その1”というような顔をして、歩くことが出来た…自身の僅かな経験を引き合いに出したが、ニューオルリンズを含むルイジアナ州は黒人の比率が高い地域で、恐らく歩けばそれに気付く筈である…

私は、そういうことで「統計上、黒人比率が高い地域…故に被災者の姿に黒人が目立つ」と考えていた…しかし、それが全てでもない面があるのかもしれないということに思いを巡らせている…米国には、学校の社会の時間で話題になった“公民権運動”というような「人種偏見、差別との戦い」という歴史は間違いなくあった。そしてそれを何とかしようと努力を続けている…だが100%、誰もが納得するような状況に、簡単に至ることは出来ない…被災者で本当に困っている人の多くは、「ハリケーン接近中!!避難を!!」という話しになった中、自力で身を護る術を持たなかった豊かではない人々とも言える…そしてそれが、黒人住民と重なっていた…

そうしたことが、「真面目に努力をしても全く報われない!!それに不満を感じていたところで、災害に遭ってしまったが、まともな扱いを受けなかった…もう駄目だ!!他所へ行って…」と、悲憤と共に旅立つ人を産み出してしまったのかもしれない…或いは“カトリーナ”は、堤防を決壊させたのみならず、米国社会の、様々な人種が集まって構成している“社会の絆”というようなものにもダメージを与えたのかもしれない…


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非難や抗議をするよりも…
「非難や抗議をするよりも、人々の寛容さや気遣いを主に考えて表現していくことが大事」というのは、新作プロモーションで来日したミュージシャンのジョン・ボン・ジョヴィが、“カトリーナ”被災地に向けて義捐金を贈ったことに話題が及んだ中で語った言葉であるという…彼の言う「人々の寛容さや気遣い」というもの…これは拡がりつつある“支援の輪”を念頭に置いたものであると感じる…ポンと100万ドルもの寄附が出来るのは、彼のような“ビッグネーム”になっているミュージシャンや、著名なプロスポーツの選手や、途轍もない資産を持っている実業家等の限られた人達だが、各々「及ばずながら…」、「微力ながら…」と何か出来る場合もあるであろう…或いは何も出来ずとも、大災害で生じた困難に立ち向かおうと、不安と不満に溢れた状況下でもがいている人達が居ることを、忘れないようにしたいと考える…

「取材チームが着いた時、救援チームは未だ来ていなかった…一介の取材チームが辿り着ける場所に、“プロ”である救援チームが居ないのは何故なんだ?!」という主旨で、被災地域を訪ねた大統領に迫るマスコミに対し、大統領は「“非難合戦”をしたいのか!?それどころではない!!」というような言い方をしていたが、とうとう「政府の不手際で困難を拡げてしまったことは否定出来ず、政府の不手際は最高責任者の大統領の責任である」旨を認めたそうだ…既に、直接に災害対応の仕事を行う部門の局長が引責辞任もしているのだが…

今は、“支援の輪”を大切に育み、必要な仕事をどんどんやる以外に無い訳だが、少し落ち着いた辺りで、大きな“動揺”が起こるような気がしてならない…


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#21 Jamaal Magloire
必ずしもテレビでNBAの贔屓チームの試合を、気の済むように観られる訳でもない状況下、たまたま見つけてしまったものがある…それはPontelというスイスの企業による、「米国メジャースポーツのDVD通販」というサービスだ…欧州のテレビの規格に合わせたDVDなので、テレビに繋いだプレーヤーでは観られないが、一応“リージョンフリー”なので、パソコンのドライヴで再生してモニターで観ることは出来る…“考え方”の問題だが、「結果は判っていても、映像を観たい!!それも繰り返して!!そして思い起こしてまた…」という試合は幾つかあるもので、実は何枚かPontelのDVDを入手して大切にしている…米国のテレビ中継をそのまま録画したもので、色々なものがある…コマーシャルもそのまま入っていて面白いが…

その中にウォリアーズがニューオルリンズを迎えて3度の延長を戦った、2004年11月の試合がある…ウォリアーズが、あの“ゴールデンゲート・オレンジ”のユニフォームで初登場した試合でもあったが、両者一歩も譲らない…両チームとも、開幕して早速「どうして勝てない!?」という状況で、「何とかしよう!!」という雰囲気が溢れていた試合だった…

この時のウォリアーズは、シーズン中に移籍してしまったクリフォード・ロビンソン、スピーディー・クラクストン、デイル・デイヴィスが先発していた…彼らと、ジェイソン・リチャードソンにマイク・ダンリーヴィーが軸になってニューオルリンズと戦っていたが、ホームのウォリアーズが濃い色のユニフォームだったため、白いユニフォームで頑張っていたニューオルリンズ側の中に「気になる…」選手の姿があった…それが#21のジャマール・マグローアだった…

中継の中ではジャマール・マグローアの、黒い地の上に、ニューオルリンズのチームカラーである青系の色を取り入れたお洒落なシューズもわざわざ画面に大きく映されていたが、プレイでも「なかなか手強いセンター」というような存在感を示していた…

このジャマール・マグローア…1978年5月21日生まれで出身地はトロントだ。211cm、117.5kgとなかなかの巨漢だ…大学はケンタッキー大学で、専攻はビジネスと、アフリカ系米国人研究だそうだ…学生リーグで記録した268というブロック数は、ケンタッキー大学の歴代第1位の成績ということである…NBAデビューは2000-01シーズンで、シャーロット、ニューオルリンズと一貫してホーネッツで活躍している。

2004-05シーズンは欠場する試合が多かった―23試合出場に止まった…―のだが、これまでに343試合に出場(この中、先発出場は194…)し、平均で9.5得点+7.4リバウンド+1.1ブロックという個人成績を残している。プレイオフは31試合の出場を経験しており、1度オールスターにも出ている!!2004-05シーズンは出場試合も少なかったのだが、PontelのDVDで観た対ウォリアーズ戦…自己最高の48分間の出場、自己最高の27得点、21回のシュートに、16回のフリースローと何れも自己最高という活躍だった…目立つ筈である…

このジャマール・マグローアは、自らの公式サイトも持っている。その公式サイトによれば、彼はオフには故郷のトロントを中心に様々な活動に勤しんでいるが、今般の“カトリーナ”を踏まえて、義捐金を募るチャリティーイベントも催すようだ…オールスターも経験している人気選手だが、公式サイトにはオリジナルの壁紙もある!!なかなか渋いものや、サインと様々な写真を組み合わせたものなどがなかなか気に入った!!

様々な思いを胸に、来るシーズンの試合に臨むニューオルリンズの選手達…拙作ブログでも御紹介させていただきたい…


少しでも笑顔を… (チャリティーゲームから)
「これはNBA史上行われたバスケットボールの試合としては“最大級”のものだ…その“意味合い”ということなのだが…」とは、TNTの解説者として活躍するケニー・スミス氏が、9月11日にヒューストンのトヨタセンターで語った言葉である…

“カトリーナ”被災者は各地に散って、不安と不満に満ちた避難生活を余儀なくされているが、アストロドームのような大型施設を利用することが可能で、ニューオルリンズから数百キロあるとは言っても、比較的移動し易いヒューストンには、被災者が大勢集まり、“センター”の様相を呈している…ここで被災者の皆さんを支援する輪も拡がろうとしている…

人々に勇気や希望を与えることを本旨とするプロスポーツの世界にも“支援の輪”は拡がり、関係者がそれに加わることで更に輪を拡げようとしている。ヒューストンのNBAチームであるロケッツ、或いは女子のWNBA、コメッツも協力を惜しまない姿勢を示しているが、上述のケニー・スミス氏らの呼び掛けで、NBAのスター選手達によるチャリティーゲームがヒューストンで行われた…

テレビで“カトリーナ”のニュースを見ると、米国のマスメディア関係者が、「取材チームが辿り着いた時、救援チームは居なかった…何故だ!?」という主旨で当局の対応が遅いことを指摘しているが…今回のチャリティーゲーム…“発起人”のケニー・スミス氏らが動き始めてから、僅かに30時間で準備が固まり、開催に至った!!米国というのは、何かを「やるぞ!!さぁ、みんな集まれ!!」とやり出すと、もの凄い速さで色々と出来てしまう国なのである…(それだけに、今般の災害対応は残念に思えるのだが…)

券を売るための事前宣伝期間は不十分だったが、トヨタセンターには11,416人のファンが集まり、西軍114対東軍95の試合が繰り広げられた。今回の試合に関しては、試合そのもの以上に、100万ドル以上相当の支援物資や義捐金が集められ、被災者とスター選手達が触れ合う機会が出来たことの意義が大きい…

「こういう催しを通し、“何か出来るかもしれない”という実感を高めることが叶うと思う…そして、事後には“一寸違う”状況になってくれる筈だ…」と今般のチャリティーゲームの意味を強調するケニー・スミス氏は言葉を継いでいる…

「私達は“忘れ去られた”訳ではないことを実感させていただいた…ルイジアナでは“忘れ去られた”とも思っていた…6日間も水位が上がった家に取り残されてしまい、待てども待てども誰も来なかった…漸く助かっても、良い扱いも受けなかった…だが、ヒューストンへ来てみると、私達への支援が溢れている…そのことで私達が如何に魂を奮わせたことか…何よりも、私達は新しい一歩を踏み出す勇気をもらった!!」というのは、被災者の一人の言である。不運な被災時の状況を呪い、不安と不満に満ちた状況に苛まれていたところから、支援の輪に触れて勇気を持つように至る…被災者の多くが、今回のNBA選手達による行動に出くわし、こうした“心の旅”を経験したことであろう…

「ここへ来て、避難している人達の様子を“生”で見ると…CNNニュースとは違うね…“生”で見れば、ニュースが伝える以上に、みんなは傷ついている…型どおりなやり方で恐縮だが、俺達は何とかみんなをサポートしたいんだ…出来ることなら、俺達が何とかして、少しでも笑顔を取り戻してもらいたいと思うし、2週間前の災害の“後”の進むべき道に思いを振り向けてくれるようになれば良いと思う…」というのは、今回のチャリティーゲームに参加した、クリーヴランドのレブロン・ジェームスの言だ…参加した各選手は雛所を訪ね、自分で持ち込んだり、また集まっている支援物資を自ら運んで配った…こうした様に、上述の被災者のように心を動かされた人が多かったようだ…そして各選手は、避難所の子ども達と約90分間を費やしてバスケットボールをし、即席のサイン会も催した…ジェームスが「少しでも笑顔を」と述べていたが、参加した子ども達は、笑顔を輝かせたことであろう…

災害対応が大きな問題になっていて、色々な意味で米国の政治や社会を、更には経済的な側面では世界をも揺るがせているかもしれない…が、こうした取り組みなどで、“何か出来るかもしれない”という輪を拡げる努力も行われていることを記憶に留めたい…


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